第2回ボクシングナイト レポート


第2回は、5月28日に開催された。ゲストは、引退届をJBCに出してまで世界に戦いの場を移したボクシング界のメジャーリーガー、石田順裕。
「10人以上集まらなければパンツ一丁でトークショーをやる」とブログで宣言してくれたおかげもあって、50人前後のファンが駆けつけて大盛り上がりのイベントとなった。
石田は、胸をなでおろしていたが、ボクシングではなく、不慣れなトークということに緊張するのか、「ゆるくていいんですよね」と、何度も主催者に確かめていた。
その確認の意味が、のちのち判明することになるのだが、ロシア・モスクワで挑戦して惜しくも判定で敗れたWBO世界ミドル戦のダイジェストVTRを一緒に見ながら、トークショーはスタートした。
「下がると相手のペースになる。前に出て中央で戦いたかった。足を使えばそれなりのボクシングができるかもしれないが、それでは次のチャンスがない。海外でするためには結果はもちろんだが、内容を問われる」と、海外に拠点を移してからボクシングスタイルがガラっと変わった理由をそんな風に語っていた。

「終盤に効いたパンチがありました」という話に入ったところで、突如、「タイム!」。
「ゆるくてすいません。ちょっと、トイレ行っていいですかね?」
 なんと、舞台上からトイレに駆け込むという緩いハプニングで場内を沸かせた。
 アンダーで臨んだ計量でオーバーと出るように仕組まれていた敵地の罠や、現地マスコミの取材での無茶ぶりなど、裏話が連発。ドーピングでおしっこが出ないからと、チャンピオンは、ビールを飲んでいて、石田にも薦められたのには「試合後、アルコールはダメなのに」と、文化の違いに驚いたという話もしていた。
 クライマックスは、トークを見にきてくれたWBC世界フェザー級王者、粟生隆寛の飛び入り参加だった。
 舞台から声をかけると、気軽に上がってくれて、高校時代にアマタイトルを総なめした彼が、なぜ、オリンピックをなぜ狙わなかったのか、新しく取り組んだ減量方法と、トレーニング方法などの話を石田との対論の形で続けて、ファンを喜ばせてくれた。

当日、チケットを買って来ていただいたお客様への敬意をこめて、あまり内容を詳しく紹介はしたくないのだが、次回、八重樫東選手の巻は、もう少しだけ詳しくレポートしたい。